2025年夏ドラマ『しあわせな結婚』は、阿部サダヲさんと松たか子さんの息の合った夫婦役が話題のマリッジ・サスペンスです。
この記事では、「しあわせな結婚」のロケ地を網羅的にご紹介します。弁護士事務所や病院、学校、レストラン、駅のホームなど、ドラマの舞台となった場所を一挙に解説!
聖地巡礼を考えている方や、作品の世界観をより深く味わいたい方に役立つロケ地情報が満載です。
この記事を読むとわかること
- 『しあわせな結婚』の主要ロケ地一覧
- 阿部サダヲ・松たか子が演じた印象的シーンの舞台
- 聖地巡礼のマナーと楽しみ方のコツ
『しあわせな結婚』のロケ地はどこ?主要撮影場所を一挙紹介
まず気になるのが、ドラマの核心をなす「法律」と「真実」の舞台です。
本格派サスペンスとしての説得力を支えたリアルな撮影場所に迫ります。
各施設が物語にどう作用していたのか、具体的に見ていきましょう。
原田こうたろう法律事務所:47ホールディングス株式会社(渋谷区)
この場所は、幸太郎の職場として物語の中核を担う場所。
ビルの無機質な佇まいが、主人公の孤独や葛藤をリアルに引き立てています。
外観からも、「冷たさの中に潜む正義」というテーマが感じられる構図でした。
リアルな法廷シーン:日本文化大学の模擬法廷(八王子市)
裁判所のシーンは、模擬法廷で撮影されていました。
学生のために設計されたスペースとは思えない重厚感が、視聴者を釘付けに。
「真実は、いつも法の隙間に隠れている」とでも言いたげな演出でしたね。
登場人物たちの生活感を感じるロケ地まとめ
『しあわせな結婚』が他のサスペンスと一線を画すのは、生活描写の細やかさ。
登場人物の感情が染み込んだ“暮らしの舞台”に注目してみましょう。
それぞれのシーンに込められた心理と演出意図を読み解きます。
幸太郎が入院した病院:東京都立広尾病院
ここでのシーンは、幸太郎の弱さと決意の交差点でした。
窓の外の曇天、白すぎる壁。すべてが彼の心象風景を写しているかのよう。
撮影許可の厳しい広尾病院でのロケは、それだけで本作の本気度を物語っています。
ネルラが教師をしている学校:光英VERITAS中学校・高等学校(松戸市)
ネルラの教室では、温かく、時に切ない人間関係が描かれます。
ピカピカの校舎は「過去のない未来」の象徴として配置されたのかもしれません。
教育者としての葛藤と誇りが交錯する場所として、記憶に残るロケ地でした。
ネルラと幸太郎が暮らす場所:ガーデンテラス池尻(世田谷区)
ふたりが共に暮らした部屋には、静かな戦いと愛が潜んでいました。
生活感あるキッチン、ソファに落ちたブランケット。
幸せと不穏が同居する“舞台”として、最も印象的な空間だったのではないでしょうか。
印象的なシーンを彩るレストラン・駅・街角のロケ地
ここではドラマを彩る“非日常の舞台”に焦点を当てます。
一瞬で記憶に焼き付いたあの場面、どこで撮影されたのでしょうか。
シーンの背景にある意味も含めて考察します。
三宝食堂(府中市):幸太郎がネルラを待つシーン
いかにも昭和レトロな店構え。
ここでのシーンは、「待つこと」が愛情であるというテーマを深く感じさせてくれました。
安い定食の湯気すら、ふたりの距離感を演出する小道具に。
天空橋駅ホーム(大田区):衝撃の事件回想シーン
駅ホームでの回想は、記憶の混濁と覚醒を象徴しています。
高速道路と飛行機の騒音が、不安定な心理を浮かび上がらせました。
映像美と音の緊張感が見事に融合したロケ地といえます。
聖橋北詰の階段(文京区):黒川の車を見つけた場面
この階段のシーンでは、まるで観客も一緒に謎を追っているような錯覚に。
コンクリートの冷たさと、歩く足音だけが響く空間。
見落とされがちですが、「視線」と「気配」の演出が見事なカットでした。
最新エキストラ募集や今後登場する可能性のあるロケ地
放送中の作品だからこそ、これから登場する可能性のある場所も見逃せません。
エキストラ募集やロケ目撃情報から、未来の“名シーン”候補を予測します。
ファンならずとも気になる、制作の裏側に迫ります。
2025年7月19日撮影:国立科学博物館周辺(上野)
この場所では重要キャラクターの過去が明かされるシーンが撮られていたとの情報も。
「知の空間」で語られる真実には、どこかロマンを感じてしまいます。
科学博物館という選定自体が、制作陣の企みを感じさせますね。
相模原市役所:黒川の職場のシーン
裏切りと信念が交差する場所として登場。
市役所という市民的な場所が舞台になることで、正義と行政のグレーゾーンが浮かび上がってくるようでした。
今後の展開でも要注目のロケ地です。
『しあわせな結婚』ロケ地巡礼の注意点と楽しみ方まとめ
最後に、聖地巡礼を安全に、そして心から楽しむためのポイントをまとめます。
ロケ地を巡るという体験は、作品との「第二の出会い」でもあります。
共にマナーを守りながら、深い感動を味わいましょう。
ロケ地巡りのマナーを守ろう
公共施設や民間施設を訪れる際は、騒音や立ち入り禁止エリアに十分注意しましょう。
撮影時の様子を再現したい気持ちもわかりますが、何よりも現地の方々への配慮が大切です。
「作品愛は行動で示す」——これに尽きます。
作品世界をより深く味わうために
ただ訪れるだけでなく、登場人物の感情を追体験する気持ちで歩いてみてください。
そうすることで、ロケ地が単なる背景ではなく、“記憶を刻む装置”になります。
物語の余韻が、まるで自分の人生の一部だったかのように残るはずです。
ロケ地という視点から作品を紐解くと、登場人物の心の動きまでが浮かび上がってきます。
現地を訪れるたびに、ドラマの一瞬一瞬が心に蘇るようでした。
物語の芯に触れた気がしました。
この記事のまとめ
- 『しあわせな結婚』の全主要ロケ地を紹介!
- 阿部サダヲ×松たか子の名演が光る撮影場所
- ロケ地巡礼の注意点と感動の味わい方も解説
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